新規が少ない院ほど、予約数より「来院しなかった数」を見てください

ノウハウ

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「SNSも更新しているのに、予約が増えない」
「問い合わせは来るのに、なぜか売上につながらない」

そんな状態が続くと、
「もっと新規を集めないとダメなのか……」
と焦ってしまいますよね。

もちろん、新規が必要な時期はあります。
ただ、集客だけを増やそうとしても、予約表が埋まらない院は少なくありません。

なぜか。

問い合わせをくれた方が、予約を確定し、実際に来院するまでの途中で離れている可能性があるからです。

新規が少ない院ほど、見るべきなのは予約数だけではありません。

「予約にならなかった数」
「予約したのに来院しなかった数」

この2つを見てください。
ここに、今の院が直すべき場所がそのまま出てきます。

「集客できていない」と決めつける前に見てほしいこと

集客に力を入れているのに結果が出ないと、発信の内容や広告、ホームページばかりを見直したくなります。

「投稿の回数が足りないのかも」
「もっと安い初回メニューを出すべきかも」
「広告費を増やさないと厳しいのかも」

でも、その前に確認すべきことがあります。

問い合わせは、何件来ていますか?
そのうち、何件が予約になっていますか?
さらに、その予約のうち、実際に何人が来院していますか?

ここを一つの数字で見ていると、原因が分からなくなります。

例えば、問い合わせが月に10件あるのに、予約確定が3件なら、集客そのものがゼロなわけではありません。

この場合に見るべきは、問い合わせ後のやり取りです。
返信が遅くなっていないか。
料金や場所、空いている時間が分かりにくくなっていないか。
初めての方が聞きたいことに、先回りして答えられているか。

逆に、予約は入るのに来院されないことが多いなら、予約後のフォローに課題があるかもしれません。

「新規が足りない」という言葉だけでは、直す場所は決まりません。
数字を分けて初めて、次にやることが決まるわけです。

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問い合わせ・予約・来院を、別々に数える

まずは難しく考えなくて大丈夫です。
今月から、次の3つだけ記録してください。

問い合わせ数
予約確定数
実際の来院数

できれば、予約キャンセルや無断キャンセルも別で残しておくと、さらに見えやすくなります。

ここで知りたいのは、予約が何件入ったかだけではありません。

問い合わせから予約へ進まなかった方が、どれくらいいるのか。
予約を取ったのに、当日まで来られなかった方が、どれくらいいるのか。

この差を見てください。

問い合わせは多いのに予約が少ないなら、予約までの導線を直すべきです。

予約は取れているのに来院が少ないなら、予約後から当日までの不安を減らすべきです。

ここを見ずに集客だけ増やすと、穴の空いた状態のまま水を足し続けることになります。

せっかく広告費をかけても、せっかくSNSを更新しても、途中で離れられてしまえば利益は残りません。

だからこそ、集客と来院を別の話にしないことです。
問い合わせから来院までを、一つの流れとして見るべきです。

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予約後の不安は、こちらが思う以上に大きい

予約を入れた方は、来院を楽しみにしているだけではありません。

「本当に自分に合う院なのかな」
「どんな人が対応してくれるんだろう」
「何を準備すればいいんだろう」

こうした不安も、同時に持っています。

特に初めての来院は、こちらが思っている以上にハードルがあります。
予約ボタンを押した時点で、信頼が完成しているわけではありません。

ここを「予約が入ったから、あとは当日を待つだけ」にしてしまうと、もったいない。

予約完了から来院までは、信頼を作る時間です。

例えば、予約が入ったら確認のメッセージを送る。
場所、駐車場、持ち物、当日の流れを分かりやすく伝える。
院内の雰囲気や、対応する人が分かる情報を事前に見てもらう。

そして最後に、
「分からないことがあれば、遠慮なく聞いてください」
と一言添える。

派手な施策ではありません。
でも、初めての方にとっては、この小さな安心が来院する理由になります。

新規を無理に増やす前に、今ある問い合わせを確実に来院へつなげる。
その積み重ねが、広告費や値下げに頼らない経営の土台になります。

まずは今月分を振り返ってください。
問い合わせ数、予約数、来院数。

どこで数字が落ちているのかを、一度分けて見る。

そして明日の予約対応から、予約後の一通を変えてみてください。
そこから、院の流れは変えられます。

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